marthe

♡ 50代主婦の周辺 ♡

2022年10月のブログ記事

  • 冬のコート、捨てたモノ

    アンゴラとウールで軽くて暖かい。 色は青みがかった黒。 怖くて最後まで見れなかった映画「ポン・ヌフの恋人」 太いパンツと合わせるとジュリエット・ビノシュになれる。 ボサボサの頭はハードルが高い。 今日もお片付け。 立派な栞も要らないかな...... レシートがあるから。

  • この家欲しい。ください。

    レマン湖畔にコルビジェが建てた家は敷地面積300㎡、床面積60㎡。 夫婦ふたりなら十分だ。 予算の都合で外壁は中空のブロック。 スイスの気候だから可能なのかもしれない。 1924年に完成。この家を見た町長は「自然に対する冒とく」と言ってこの種の建物の建設を禁止したのだそうだ。いつの時代も世間は異端... 続きをみる

  • 若い頃は絶対に通り過ぎた絵

    ヴァン・ドンゲンも良かったけれど、昨年、片道40分の横浜まで3回足を運んで見た絵がある。カミーユ・コローの風景画だ。柔らかい光がジワーッと目に気持ちよく入ってきて顔を優しく撫でられてる感じがした。コローはセザンヌなどの印象派に影響を与えた19世紀のフランスの画家で、彼の仕事は美術史で重要な位置を占... 続きをみる

  • 良い人の話はつまらない

    今年読んだ本の中で一番面白かった。大野露井という訳者のおかげでもあると思う。訳が自然で洗練されていて頭にすんなり入って来る。この人の訳したものを全部読んでみたい。 著者のモーリス・サックスの人生は短かった。パリでユダヤ人の宝石商の家に生まれ、裕福だった実家が没落し金と名声を追いかけた38年だった。... 続きをみる

  • タンスの肥やしだったアニエスのシャツ

    MUJIのネルシャツはすぐに乾かないので旅先で着るのを断念。昨日は仕事しながらずっと代理シャツのことを考えていた。 アニエスの薄いコットンシワシワ加工シャツが引き出しの奥にあるのを思い出した。これもお尻が隠れる丈なので買ったけれど夏は暑くて黒の出番が無かった。これならすぐに乾く。タンスの肥やしが輝... 続きをみる

  • リュックひとつで出て行きます

    やっぱりスーツケースはやめた。 いつも通りリュックが気楽だ。 あとは補助バッグがあれば十分。 リュックに入れる衣類たち。 手洗いで19泊を乗り切る✊ パンツはダイソーの紙パンツにしようか迷走中。 リュックは22L 若い頃の私には単に気の毒なお婆さんの話だったカポーティの短編「ミリアム」 今読むと6... 続きをみる

  • やる気が出んのじゃ、そんな時は。

    やる気が出ない時はyokoさんの本を開く。 yokoさんに感化されて気の流れに意識を向ける。空気が淀む場所を作らない。物を詰め込まないこと、物を取り出しやすくする工夫など見習うべきことが多い。 だんだんやる気が出て来た。 少しずつ旅の準備。 パリを一緒に歩く靴を選ぶ。 私のおしゃれ番長はキアヌ。 ... 続きをみる

  • 翔んだカップル

    フランスの38歳差カップル。 著者は作家マルグリッド・デュラスのパートナーだったヤン·アンドレア。ヤンは20代でデュラスに心酔し彼女に何年も手紙を書きつづけた。そして1980年から彼女が死ぬ1996年まで添い遂げる。金目当てだと彼女が思うのは仕方がない。「あなたにはびた一文あげない」は彼女の口から... 続きをみる

  • 似合わなかったものが似合う

    タンスの肥やしになっていた地味なスカーフ。柄物は益々老けて見えるので敬遠していたけれど、久々に巻いてみたら似合う。老けが本格化すると見事な化学反応が起きるのか。 問題のスカーフ。 ぶ厚いのもスーツケースに入れた。 大判のストールも。 メンズの服が好き。 郵便屋さんのカートもシック in Paris

  • 大胆発言と顔問題

    文豪ヴィクトル・ユゴーの大胆発言を目にした。 「世界の人はみな二つの祖国を持っている。一つは自分が生まれた国で、もう一つはフランスだ」 すごい自信。でもフランス人なら許せる。 真の保守って感じのユゴーの顔。黙っていても滅茶苦茶な事を言っても顔に説得力がある。昔の日本にもこんな顔をした人がいた気がす... 続きをみる

  • 知らない人に会うのって良いな

    フランス語を学ぶグループをみつけた。さっそくイベントに参加してみた。何を言っているのかさっぱりわからない。邪魔にならないように静かにジッとしていた。連想ゲームをしたのだけれど、外国人(国籍不明)の参加者が出したヒントが「mer海」だった。答えは「vague波」で1秒後に当てられてしまったが、超簡単... 続きをみる