marthe

♡ 50代主婦の周辺 ♡

martheの人気ブログ記事

  • 子を追い出す

    ロスとイギリスの子育ての話になりました。日本の勉強机オジサンの話をしたら、イギリスの親は子を早く自立させるけれど(日本でよく美化される話)、そのことで親を恨む子が多いそうです。子供がホームレスになっても助けないと言っていました。自分の親は違ったので運が良かったと笑っていました。10年以上、親に会っ... 続きをみる

  • ロスが言った日本人の美点

    5年ぶりにイギリスから来たロスと過ごしています。彼もクリスと同じで心はプリンセスです。イギリスで最初にともだちになってくれた人もプリンセスでした。手も細くて爪もピカピカでした。ロスの指も細くて手入れが行き届いていて一緒にいると自分が女じゃないような気になります。わたしの指はゴツゴツしています。 彼... 続きをみる

  • 腹を割って話しました

    トロントから来た大学生とニューヨークから来たおじさんと3時間ほど話しました。二度と会わないと思えば何でも言えます。知らない人とは腹を割って話せて楽しいです。外国人は日本人の本音と建て前の話が好きです。わたしは京都の人とパリの人が怖いと言いました。個人的には目を見ればわかる気がします。八代亜紀をいっ... 続きをみる

  • 心に刻む顔と数字

    作家の色川武大は「麻雀放浪記」を阿佐田哲也というペンネームで書いた。彼自身も勝負師だった。彼曰く、「人生6勝4敗なら上出来」 妻の孝子さん(美人)は「ハゲ、デブ」と言いたい放題だ。井上陽水がお土産を持ってこない話など芸能人の裏話もおもしろかった。 葬儀の参列者の顔ぶれが凄い。これぞ人たらしの葬儀と... 続きをみる

  • どう生きればいいのかまだわからない(もうすぐ死ぬのに)

    静かな人に憧れる反面、静かな人が怖いです。 自己主張する人も怖いし。 主張しないと舐められる場合もあるし。 生きるってむずかしいです。 「静かな心でいれば、強くなれる」   ー「パリのすてきなおじさん」という本に出て来る静かな中国人の言葉です。

  • だんだん楽しくなってきた

    水彩画を好きなように描いています。細かいことは気にしません。絵ぐらい好きに描いた方がいいと思います。知り合いも増えました。共通の趣味で繋がる人が新鮮です。 「寺内貫太郎一家」の加藤治子の底なしの優しさにもはまっています。左とん平と伴淳三郎がマリア様のようだと慕っています。旧姓がアベなのでアベ・マリ... 続きをみる

  • 久々にグ~~~っと来た人

    北村道子さん。 昔、アンアンでよく見たスタイリストさんだと思います。 映画の仕事もされているようです。 映画「メゾン・ド・ヒミコ」のスタイリングも彼女だったんだ。 彼女のロエベのバッグが素敵でした。 ブランドに興味はないけれど欲しくなりました。 スタイリングも素敵だけど彼女の文章も良いです。18歳... 続きをみる

  • 正直すぎる体

    10年前に他界した姉のことを思うと堪えても堪えても涙があふれて来るけれど、父の死に関しては一滴も出てきません。私のような知り合いが3人います。ひとりは私と理由が似ていて働かなかった親。他の2人のケースは酒乱と言葉の虐待。目にゴミが入った時はすぐに大量の涙が出ます。体は残酷なほど正直です。今日、ふと... 続きをみる

  • 趣味嗜好が全然変わらない。

    誕生日にホックニーの繊細な線に癒されてきた。この2人と近所で再会できるなんて。。。 写真では見えないシーリアの細い髪の線をじっと見た。貧乏学生だった頃は入場料無料のナショナルギャラリーで名画を見たりした。入ると正面にこの絵が掛かっていて2人がちょっと威圧的な感じでこっちを見ていた。今はテート美術館... 続きをみる

  • 禁句

    「戦争に苦しむ人達と比べたら日本人は幸せだ」と言ったら夫は「そんなことを言うもんじゃない」と言いました。どんな意味でもダメだそうです。夫みたいな人がけっこういるので外では言いません。でも、そう思います。 すぐに忘れるので読み返しています。 忘れたくないことがたくさん書かれているのであと3回くらい読... 続きをみる

  • 難しいけど忘れないようにはしたい

    用もないのに羽田空港に行って来ました。リムジンバスの中で前方に座った南米人?の赤ちゃんの哺乳瓶が回って来ました。リレーのバトンのようにいきなり哺乳瓶を渡されてびっくりしました。隣の人に渡しました。あっちでは普通のことなんですね、きっと。 ルビー姉さんに会いたいです。 ルビー姉さん。 今日はクリスの... 続きをみる

  • 説得力

    図書館に読みたい本がなかったり待ち時間が長かったりで買うようになってしまいました。 夫にいろいろ言われても説得力ゼロです。説得力が無くても舐めてると思われないように聞くふりだけはしています。 モンテーニュの言うことは素直に信じられます。 「われわれは苦痛に抵抗し、強気に出なければならぬ。弱腰になっ... 続きをみる

  • 変に清い人

    ユトリロを横浜高島屋で見て来ました。 ユトリロは天才かと聞かれたら迷わずYES。両親不在で祖母との生活を余儀なくされ、淋しさから8歳で飲み始め生涯アル中。医師の勧めで絵をいやいや描き始める。絵は習ったことがなかった。母はルノアールなどの有名な画家たちのモデルをしていた。母はドガに認められるほどデッ... 続きをみる

  • もう服はいいです

    色使いの上級者に憧れる。 仕事を辞めたら余程のことがない限り洋服は買わないと思う。服はなかなか捨てられないのでうんざりするほどある。体型が変わらなければおそらく一生分ある。古い人にならないように気をつけようと思うけれどフランスでは古い人をたくさん見る。好きな服をずっと着てる感じだ。そして冬はダウン... 続きをみる

  • イミーユ

    ブルゴーニュのヴェズレーという村に行った。 2人の男性とわんハンがやって来た。 わんハンの名前はイミーユ。 飼い主と立ち話。 飼い主の友人の日本語が上手で驚いた。 なんと、30年前に私の故郷の隣町に住んでいたそうだ。 フランスには「フランスでいちばん美しい村」が120もある。 きっとそうなんだろう... 続きをみる

  • 家主のこと19

    8時半に4歳のソフィが母親とやって来た。ジャニス・ジョプリンを太くした感じの母親は声が大きく、ガハガハ笑ってすぐに出て行った。家主はソフィが突然金切り声を出すのは母親の真似だと言っていた。そしてソフィの母親を「お〇っこの線」と呼んでいた。ピチピチのレギンスの股間が丸見えだったからだ。女性は女性に厳... 続きをみる

  • 家主のこと17

    ダイアナ妃の事故のニュースを見る家主と隣人たち。3人のおばさんたちが「ウィリアムとハリーは絶対にカミラを許さない」と話していたのを、ウィリアムとハリーがカミラと笑っているのを見る度に思い出す。 私とヘビースモーカーのメイはケンジントン宮殿に行って献花をしたが、家主は来なかった。「貴族はろくでもない... 続きをみる